私の富裕層観を変えた社長令嬢の同期の話
安心してください。はむはド庶民ですよ🐹🩲
20代前半、なぜか私の周りには富裕層しかいないときがありました。
友人、同期、彼氏、全員ガチ富裕層。私だけ大学の奨学金を毎月返済する庶民。
(あれは一体なんだったんだ…🐹)
そんな頃のお話です。
25歳の頃、私は転職してある会社に入った。
その時、一緒に中途採用で入社した女の子がいた。
彼女は少し変わっていた。
営業職なのに、みんなが紺や黒のスーツで汗をかきながら客先を回っている中、彼女だけはふんわりした「それどこで買ったの?!」みたいなワンピースを着ていた。
しかも日傘付き。
それもコンビニで売っているような折りたたみ傘ではない。
木の持ち手がついた、折りたためない、いかにも「日傘」という感じの日傘だった。
営業先へ向かう姿は、どちらかというと百貨店へ向かうお嬢様に見えた。
正直に言うと、
「この子、大丈夫なのかな」
と思っていた🐹笑
営業成績も最初はあまり良くなかった。
ところが、なぜか私のところへ来て、
「どうしたら数字って上がるの?」
と熱心に聞いてくる。
私は特別優秀だったわけではないけれど、その時たまたま成績が良かったので、自分なりのやり方を伝えた。
そこから少しずつ仲良くなった。
彼女は不思議な人だった。
自己中心的ではない。かといって、人に尽くすタイプでもない。
いつもふわふわしていて、自分のペースで生きている。
だけど人の話はちゃんと聞く。
今振り返っても、なかなか説明が難しい🐹
そんなある日、彼女から言われた。
「服がたくさんあるから、よかったら見に来ない?」
その日、私は人生で初めて言葉を失った。
まず、待ち合わせした駅が人が住む駅ではないのだ。
彼女の家は都内でも有名な一等地にあった。
「ここに一人暮らししてるの?」
と聞くと、
「うん!」
と当たり前のように答える🐹
案内されたマンションは、エントランスだけでちょっとした屋内遊園地作れそうなくらいの空間だった。
コンシェルジュがいて、警備員のようなおじさまたちが立っている。オートロックを抜けると、エレベーターの前には案内係までいた。
私はその時まで、エレベーターを押してくれる人がいるマンションを見たことがなかった。
そんなものが存在することも知らなかった🐹
さらに驚いたのは部屋だった。
クローゼットには信じられない量の洋服が並んでいた。しかも全部、ビニールがかかっている。
「これ全部クリーニング?」
と聞くと、
「そうだよ!」
と彼女は言った。
会社に着ていく服も、一度着たらクリーニングに出すらしい。
一度着たら。クリーニング。
………🐹
私がもらう予定だった服を見ていると、同じ服が何着もある。色違いもある。百貨店で売られているような服ばかりだった。
その時、思わず聞いた。
「え...何者..???」
そこで初めて知った。
彼女は代々続く会社の娘だった。いわゆる社長令嬢だった。
でも彼女は少し困ったような顔で言った。
「私は自分の力で稼ぎたくて働いているんだけど、ちゃんと社会に馴染めてる気がしないんだよね」
その言葉が妙に印象に残った。
私から見れば、彼女は何もかも持っているように見えたからだ。
そこで私はあることを思いついた。
実は同期には、彼女以外にも裕福な家庭で育った子たちがいた。
(あの会社は実家太い採用だったのかな?って今ふと思った。そこに迷い込んだ庶民のはむ🐹)
私はその子たちとも仲が良かった。
なので全員を集めてみた。
※突然のふざけた画像失礼します。
結果として、富裕層の女の子が4人。そこに庶民代表の私が1人🐹
不思議なグループが誕生した。
そこから私は、今まで知らなかった世界を見ることになる。
軽井沢旅行に行った時のこと。
ある子がラルフローレンのバスタオルを持参していた。
使い終わった後、その子はホテルに置いて帰ろうとした。
「え!もったいないよ!」
と言うと、
「でも持って帰るの重たいから😭」
と言う。
そして本当に置いて帰った🐹
私は心の中で、
「それなら私が欲しい……」
と思ったけど言わないでおいた。
(貰っとけばよかった🐹)
でも一番面白かったのは、彼女たちが私の世界を珍しがったことだった。
みんな都心の一等地に住んでいた。会社まで徒歩で来られるような場所だ。だから地下鉄に慣れていない。営業先へ行く時、自費でタクシーに乗ってしまう子もいた。
私は地下鉄の乗り方を教えた。電車で上野動物園に連れて行った。水族館にも行った。下北沢のサイゼリヤにも行った。狭いしうるさいけど安くて美味しい餃子屋さんにも連れて行った。
彼女たちは本気で感動していた。
「この値段で本当に食べられるの?」
と🐹
ある時、私が面倒になって1000円カットで髪を切った。
すると彼女たちは大騒ぎした。
「1000円で!?」 「どういうこと!?」
その話は何年も語り継がれた。
私からすると普通のことだったのに🐹
私は貧乏な家庭で育った。だから節約もするし、工夫もする。当たり前だと思っていた。
でも彼女たちから見ると、それはサバイバル能力のように映ったらしい。
「私もそんなふうに強く生きてみたい」
と言われたこともある。
なぜか彼女たちは、私を尊敬してくれた。
庶民スキルが謎のステータスになっていた🐹
あれからもう何年も経つ。
30代になった今でも交流は続いている。彼女たちはさらに成功し、さらに豊かになった。
正直、遠い世界の人たちだなと思う瞬間もある。
それでも仕事や人生の相談をしてくれたり、起業した友人は「一緒にやらない?」と声をかけてくれたりする。
不思議な縁だと思う🐹
彼女たちを見ていると、生まれ持った運というものは確かにあるのだと思う。
スタート地点は平等ではない。それは事実だ。
羨ましいと思うこともある。たくさんある。
でも同時に、彼女たちが抱えていた孤独や、「普通」がわからない苦しさも見てきた。
だから今は思う。
私は私でよかった。庶民でよかった。
そして25歳の時、あの不思議な社長令嬢と出会えてよかった🐹
彼女たちのおかげで、人生には自分の知らない世界が本当に存在するのだと知ったから。
さぁ、次回はモラハラ元カレのお話です🐹🌟(発信内容が自由すぎるやろーww)




人はそれぞれの立ち位置で、悩みや孤独を抱えてるけど、ヤッパリスタートラインの違いは羨ましいよね!
でも、底辺をうろついたことは、人としての深さがでるので良かった。ことにしておこう😂
人との出会いは世界を広げてくれる扉だブー🐽
色んな扉を開けて行きたいね✨